5月11日(木) おいしい麺の専門店2階  麺食堂オープン!


昨年12月にオープンした「宗近製麺所 おいしい麺の専門店」。
お待ちかねの麺食堂エリアが遂にオープンします!

どんなことするんだろう?
何が食べれるの?

みなさん気になると思います!
いわゆるお蕎麦屋さんは、昔からたくさんのお店があって、歴史があって、私たちがそこに参入していくときに一体何をすればみなさんに喜ばれるのだろう?

色々考えましたが、答えはシンプルでした。
「ちゃんと、おろしそばがおいしいこと!」

福井の蕎麦文化(おろしそば文化)の味はしっかり継承していく。
そこに、私たちの個性をプラスして、見せ方やご提供方法をちょっと工夫し、新しい蕎麦文化へと繋げていきます。

 

新製麺室でその日に打った新鮮な蕎麦をは、この麺食堂だけのオリジナルレシピで作り上げます。
賞味期限が1日~2日しかなく、一般販売は出来ませんので、ここでしかお召し上がり頂けない特別な宗近そばをご提供予定です。
それに加え、すでにたくさんのファンがいらっしゃる「あの大きなかき揚げ」や、「ちゃんと蕎麦に合う」オリジナルメニューをご用意しております。

オープン後は非常に混雑が予想されます。
みなさまにご迷惑をおかけしないためにも、オープン当初はメニューをギュッと絞ってご提供予定です。
また、当分の間は日曜もお休みさせて頂きますこと、何卒ご理解いただけますと幸いです。

6月頃からは、みんな大好きな「宗近の冷し中華」も登場予定ですので、お楽しみに~。
それでは、みなさまのご来店をお待ちしております!

 

宗近製麺所 おいしい麺の専門店
2階 麺食堂エリア
開店日:5月11日(木)開店
営業時間:11時~14時(ラストオーダー)
定休日:日曜、水曜(祝日は営業)

あいさつ


やわらかな日差しが心地よい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

宗近では、早くも夏の風物詩「宗近の冷し中華」の生産が始まりました。
スタッフ達も少しずつ慌ただしくなってきた今日この頃です。

1月~3月は比較的ご注文が落ち着く時期ですが、それをチャンスとばかりに、今まで以上に様々な取組みや準備を重ねてきました。
普段行き届かない箇所を中心とした工場内掃除大作戦、主に業務用販売を対象とした受注体制のデジタル化、一般的な製麺所ではありえないくらいの超高品質な蕎麦製麺ラインを軸とした新製麺室での生産稼働準備、その超高品質な蕎麦製麺ラインに付随する特許出願、宗近そばに付属するオリジナルつゆの開発、3拠点(本社・新店舗・受注センター)でのお電話対応の役割を細分化、そして「おいしい麺の専門店」2階の麺食堂オープン準備などなど。
新年が明けたと思ったら、アッという間に春が来ました!

このような様々な取組みを行えるのも、みなさまのご愛顧があってこそ。
そして、もう一つ。
宗近製麺所の進化は、たくさんのスタッフ達の活躍があるからこそ。
頼もしいスタッフ達が日々活躍してくれています!
それこそ、当時1人で始めた宗近そばブランドで相談する相手が誰もいなくて、物寂しさを感じていた時期もありましたが、、、

ワンピース(漫画)のように、ひとつの夢に向かって一緒に突き進んでいく!
そんなことが宗近製麺所でも出来る!と感じられることが多くなり、非常に嬉しく思っています。

この4月以降、準備してきたものを順次リリースしていきます!
特においしい麵の専門店2階の麺食堂では皆様とお会いする機会も多くなるかと思います。

この春も宗近そばをどうぞよろしくお願いします!

新商品  生粋三代粗挽きそば 温そば専用


ご自宅向けの他、手土産でも人気の「生粋三代 粗挽きそば」に温そば専用が新登場!


これまで宗近そばは、おろしそば用の冷たいそばを中心に販売していましたが、初めての温そば専用商品販売となります。

おろしそば(冷たい)が主流なのに、どうして温かいそば?

これまで四代目は、年越しそばにはおろしそばと温かいそばの両方を食べていました。
温かいそばの出汁はどうしていたかというと、手仕込みで出汁をとって、しょうゆ・みりん・砂糖などで味付けしていましたが、こんな疑問が。
「これ時間かかるし、面倒じゃない?」
「宗近そばで、もっと手軽に本格的な温かいそばを食べれるようにしたいな!」

そんな思いから開発した温そば専用商品のコンセプトは、
「味付け不要!沸騰したお湯で5分間煮出せば本格そば出汁の出来上がり」

そうなんです、味付けしなくても良いのです!
お鍋で5分間煮出して、出汁パックを取り出したら、茹でて温めたそばにかけるだけ!
かつお節の香り豊かで、本当に簡単にお召し上がりいただけます。

スタッフ達の反応もこれまでにないくらい良く、良い仕上がりになったかなと感じています。

福井はおろしそば文化が根付いているため、冬でもおろしそばを食べる方多いですが、寒い日にはぜひ海老天をトッピングして温かいそばもお愉しみくださいね。

セット商品のご注文はお電話やネットから、12月にオープンする新店舗では単品でもお買い求めできますので、みなさまぜひお試しくださいませ~。

新店舗「おいしい麺の専門店」 1階物販エリアのみ 12月3日先行オープン!


この新店舗、1Fでは宗近そばのお買い物が出来るのはもちろん、2Fでは食事を楽しんだり、展望テラスでは大自然の風を感じながら、開通する北陸新幹線を眺めることもできます。

1Fには新たな製麺室もできるのですが、ここでは日本初、おそらく世界初となる画期的な蕎麦製麺システムを導入予定で、品質面・衛生面・効率面はもちろんのこと、皆様が見て楽しめるようなエンターテインメント性も考え開発中です。
新店舗では、これまでのレベルを超える進化した宗近そばを召し上がって頂けます!

まずは、1階物販エリア・ギフト受付エリアのみ12月3日先行オープン!
その他のエリアは来年以降、随時オープンとなります。
最新情報は、このニュースレターやホームページにて随時お知らせいたしますので、お楽しみに~。

※飲食エリアは来年以降オープンとなり、年内クローズしております。
お間違え無いようお願いいたします。

ごあいさつ


朝夕はめっきり冷え込む季節になりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
私たちは、お歳暮シーズン到来、そして年越しそばに向けた準備に余念がなく、スタッフ達の様子を見ていても嵐の前の静けさといったところです。
さて、宗近の秋の風物詩「たけふ菊人形フードコート」では、たくさんのご来店ありがとうございました!
昨年までとは違う、なにかコロナ前のような賑やかさがあり、皆様と顔を合わせる機会が増えたことに嬉しさを感じました。

さぁ、新店舗のオープンも間近に迫ってきました。
前々回のニュースレターでも少し触れましたが、この店舗構想は10年前から始まり二度挫折をしながら、今回ようやくオープンすることとなります。

私の根本には、宗近製麺所は福井で一番愛される製麺所でありたいという思いがあります。
四代にわたり麺づくりを続けてきたこの75年間、過去には麺商品の価格競争の波に飲み込まれ、倒産寸前のギリギリの時期が本当に長く続きました。
そんな中、麺づくりを続けてこれたのは、世代を超えてご愛顧いただく地域の方々のたくさん支えがあったからこそ、本当に感謝しております。
宗近製麺所はこれからもずっとこの福井に根付き、もっともっと愛される存在となるよう、そして皆様の生活がより豊かになるよう、新店舗を通じて様々な取り組みを行っていきます。

福井県では過去に50社以上あった製麺所も今では15社前後に減少しています。
県内の麺業界の存続危機、活性化が課題であり、これは全国的に見ても同じ状況です。
親から子に、そして孫へと続く麺文化の未来のため、活力ある麺業界をつくりあげ、子供たちにとって憧れとなるような、魅力ある麺業態をつくる。
新店舗を通じて、そんなきっかけを作ることが出来れば幸いです。

麺 to The Future!!

四代目 宗近鉄也

シンガポール伊勢丹 催事出店しました!


福井県の地域産品の販路を国内外で広く開拓するため、福井テレビが中心となり県内の伝統工芸事業者・ものづくり事業者が25社ほど集い、7月後半にシンガポールへ行商に出向きました!

商品の開発・輸出は6月の段階で終わっていて、シンガポール催事まで残り1か月半で四代目がやったこと。
それは、英会話レッスン!

現地では、販売ブースに通訳スタッフがいることは事前に聞いていましたが、現地の方と少しでもコミュニケーション出来ればと短い期間で出来る限りの知識を身に着け、いざ出発!
(シンガポール滞在期間中、ギフト受付停止・出荷停止等、ご協力頂きありがとうございました)

今回、海外向けに「誰でも簡単に調理できる本格そば」を開発し販売に挑みました!
受け入れられるかどうか、最初はドキドキでしたが、、、


蓋を開けてみると、日本のデパートで販売するのと同じ、もしくはそれ以上の好反応!!
おろしそばで試食を行いましたが、海外の方が太めの蕎麦・だし・大根おろしのハーモニーを楽しんでいる光景が非常に印象的で、こちらも嬉しくなりました。
予定していた数量も無事完売し、初の海外進出を無事終えることが出来ました。

心残りだったのは、現地のバイヤーさん等とお話しする機会がほとんどなかったこと。
「あぁ、これは次のチャンスにつなげることが出来なかったな」と意気消沈して帰国しました。。

しかし、その数日後にシンガポール伊勢丹のバイヤーさんから直接連絡が!
「この商品は、本格的な味わいを持ちながらも、これまでになかったシンガポール人が苦手とする調理を圧倒的に簡単にした革新的商品として紹介したい」

まさに四代目が思い描いていたコンセプトを見事に表現したお言葉を頂き、手ごたえを感じた瞬間でした!
今後の海外展開は、次のニュースレターでご案内できるかと思いますので、お楽しみに~。

現地では、福井の違う食品会社の若い経営者達と同じ時間・空間を過ごし、そういった意味でも非常に刺激的なシンガポールとなりました。

ゴディバカフェ コラボ企画


昨年実施された福井県とゴデイバジャパンとのコラボ企画「宗近そばのビーガンサラダヌードル」からのご縁で今回の企画でも宗近そばをご提供させて頂くことになりました!

今回の企画は福井県内のお蕎麦屋さん3店舗とゴディバカフェのコラボ企画で6月~8月は「だいこん舎」さん。
現在は、「蕎麦やすたけ」さんとの開発メニュー「リコッタチーズとサバのカレー蕎麦」が9月~11月までゴディバカフェ5店舗で販売されます。
そしてゴディバカフェ5店舗で提供されるされる蕎麦に宗近そばが採用されました。

それぞれのお蕎麦屋さんではお店で蕎麦を打って提供されますが、それを日々ゴディバカフェに届けることはできません。
ましてやゴディバカフェ各店に蕎麦職人さんがいるわけでもありません。
しかし、福井のおいしいそばを使ってお蕎麦屋さんとのコラボメニューを提供したい。
それもゴディバカフェ各店のスタッフさんが誰でも簡単に、しかも蕎麦を茹でるオペレーションを省いて提供できるようにしたい。

これが今回の開発条件でした。
宗近そばシリーズの中でも「四代目 宗近そば」は、[お蕎麦屋さんで食べるような超本格そばをご自宅でも食べられる]というのが元々の商品コンセプトで、品質的には十分にクリアできると判断していました。
しかし、「蕎麦を茹でるオペレーションを省いて提供できるように」というのが、前代未聞の超難関ポイント。
前回の「ビーガンサラダヌードル」の時もそうですが、グローバル企業ならではの鋭い目の付け所は本当に刺激になります!

この開発をしていた当初、シンガポール伊勢丹への輸出向け新商品開発も同時進行で行っていて、もう頭の中はグジャグジャ、これは二つとも間に合わないかもと思っていた時、とある考えが。
シンガポール輸出向けのグローバルコンセプトの柱として考えていたのが「本格そばを自宅で誰でも簡単 に調理できる」こと。
「あれ??ゴディバカフェの開発条件とシンガポール向けの開発コンセプト、実は同じじゃない
??」
この2つが1つに重なったことで、考えが綺麗にまとまり開発が一気に進むことに!
さらに開発後半には、ゴディバカフェの料理長とお話する機会があり、こんなことを。


「ゴディバカフェに来るお客様は若い方が中心で、良くも悪くも蕎麦に対する常識がありません。だから、この素材がどうとか、この製法がどうとかのうんちくは全く関係なくて、食べたときの直感で美味しさを分かりやすく表現することが大事です」
この考えを伺ったとき、福井の蕎麦の特徴を分かりやすく前面に出すことが大事だと考え、食べ応えのある食感と、普段蕎麦を食べなれない方でも食べやすいようにと、昔ながらの福井の田舎蕎麦の雰囲気を生かしながら極太の平打ち麺に仕上げました。
何とか試行錯誤しながらも、美味しさと画期的な手軽さを兼ね備えたグローバル向けの新商品を開発することが出来ました。

このゴディバカフェコラボ企画は来年の2月まで続きますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

憧れのデザイナーとの出会いはDJ時代 宗近そばデザイナーとの対談編


福井県の情報誌「月刊ウララ」のウェブ版サイトで連載中の

「麺 トゥ ザ フューチャー」。


今回は、宗近そば立ち上げ当初からのパッケージやWebサイト構築に至るまで、宗近そばに関わるデザインを担当する専属デザイナー「山内貴博さん、大村潤さん」との対談です。
聞けば、四代目との出会いは16年前の東京のクラブ!?
関係が途絶えそうになった危機的事件を乗り越え、今では、阿吽の呼吸で仕上がってくる宗近そばのデザインにまつわる秘密を暴く対談内容です。
ぜひご覧下さいませ~。

https://urala.today/167940/

宗近製麺所 出張お蕎麦屋さん


 越前市にあるデイサービス・パワーリハビリアイさんにランチタイムの出張蕎麦屋さんでお邪魔いたしました。
提供したメニューは
 〇おろしそば
 〇江戸屋特製天ぷら盛り合わせ
 〇かつおだしの炊き込みご飯
 11時15分ごろからお昼の口腔体操が始まり終わったらすぐに利用者さんのお昼ご飯タイムです。
 天ぷらを盛り付けてご飯をよそって出来立ての美味しいお蕎麦を楽しんでいただけるように。。。
 「おいしい!おかわり!」のお声をたくさんいただき感謝の気持ちでいっぱいです!

また出張お蕎麦屋さんでお会いできる日を楽しみにしております。
 これからも、地域密着で「美味しい」をお届けできるように頑張ります!

「宗近の冷し中華」復刻版?


 

 先日、倉庫の掃除をしていた時、すごく懐かしいものを発見!!
「昭和46年当時の、冷し中華のパッケージ!」

お馴染みの個食タイプ(個包装)の冷し中華が、スーパーの麺売場にど~んと積み上げられている光景は、もはや福井県ならではの夏の風物詩ですね!

 この「宗近の冷し中華」は昭和46年に二代目「宗近隆基」が、当時は非常に珍しい「個食タイプ」の冷し中華として、販売を開始しました。

 今では福井県内だけで、ひと夏に、なんと62万食も販売する、福井県で圧倒的ナンバーワンの販売数を誇る商品へと成長しました!

 今となっては当たり前の「個食タイプ」の冷やし中華ですが、宗近ではずっと昔の50年以上前から、個食タイプの販売を続けてきました。
「地域の方の生活に根付いた商品づくりをせなあかん!」
 二代目のこんな思いのもと、宗近は加速化する核家族化を先読みし、先駆けて個食化に特化した販売を続けた結果、このロングセラー商品を生み出すことになったのです。

 ちなみに、当初は今のように密封袋ではなくチャック(ファスナー)で、300食程度を手詰めしていました。
「賞味期限」や「原材料」の表記もなく、製造年月日の記載だけという、今では考えられない時代背景ですね。

親から子へ、そして孫へと繋がる。
「宗近の冷し中華」は、これからも世代を超えて愛される商品であり続けたいと、改めて考えさせられる、いいきっかけとなりました。